設計者向け ―確認申請・省エネ適判で手戻りを防ぐポイント―

2025.07.11 プレスリリース

2025年4月から省エネ基準への適合が原則すべての新築住宅・非住宅に義務付けられ、省エネ計算は設計業務とこれまで以上に密接に関わるようになりました。

実際の設計現場では、「ある程度設計が固まってから省エネ計算を依頼したところ仕様変更が必要になった」「設備仕様が決まっておらず計算が止まった」「確認申請図と省エネ計算書の内容が一致せず修正になった」といったケースも少なくありません。

省エネ対応をスムーズに進めるためには、設計完了後に計算を行うのではなく、設計初期の段階から断熱仕様、開口部、設備計画、省エネ性能を意識しておくことが重要です。

本セミナーでは、住宅・非住宅の省エネ計算や申請業務に携わる実務者の視点から、設計士が設計段階で確認しておきたいポイント、省エネ計算担当者との連携方法、確認申請・省エネ適判で手戻りを防ぐための実務上の注意点を解説します。

開催概要

セミナー名
設計者が押さえておきたい省エネ計算の実務
― 確認申請・省エネ適判で手戻りを防ぐポイント ―

開催日時
2025年8月8日(金)17:00~18:30

開催方法
オンライン開催
ZoomによるWebinar方式

参加費
無料

対象
一級建築士・二級建築士、設計事務所、意匠設計者、設備設計者、工務店・建設会社の設計担当者など

主催
株式会社インデックスジャパン

講師
高橋正則
一級建築士/省エネ適合判定員

セミナー内容

省エネ計算は、設計図書が完成してから行う単独の業務ではありません。
外皮仕様、窓の大きさや性能、空調、換気、給湯、照明など、設計段階で決定するさまざまな要素が省エネ性能に影響するため、設計と省エネ計算を並行して進めることが重要になります。

特に2025年4月以降は、省エネ基準への適合が建築確認とも密接に関係するため、省エネ計算の結果によって設計変更が発生すると、確認申請全体のスケジュールにも影響する可能性があります。

本セミナーでは、設計者が省エネ計算そのものを行わなくても知っておきたい基本的な考え方から、計算担当者へどの段階で何を渡せばよいのか、どのような設計変更が省エネ性能に影響しやすいのかまで、実際の設計業務に沿って解説します。

レジュメ

第1部 設計士が知っておきたい省エネ基準の基本

・2025年省エネ基準適合義務化による設計実務への影響
・住宅と非住宅で異なる省エネ計算の考え方
・省エネ基準、BEI、UA値の基本
・省エネ適判が必要となる建築物
・建築確認と省エネ適合確認の関係

第2部 省エネ計算で影響を受けやすい設計項目

・外壁、屋根、床などの断熱仕様
・窓の大きさ、方位、ガラス・サッシ性能
・空調設備の能力と効率
・換気設備の選定
・給湯設備の種類
・照明計画と省エネ性能
・住宅設備と一次エネルギー消費量の関係

第3部 設計段階で発生しやすい手戻りと対策

・省エネ計算後に窓仕様を変更するケース
・設備機器が未定のまま計算を進める場合の注意点
・意匠図と設備図の不整合
・確認申請図と省エネ計算書の不整合
・仕様変更時に再計算が必要になるケース
・審査機関から指摘されやすい項目

第4部 省エネ計算担当者との上手な連携方法

・省エネ計算を依頼するベストなタイミング
・初回依頼時に準備しておきたい図面
・設備情報はどこまで決める必要があるのか
・設計変更が発生した場合の情報共有
・意匠設計者と省エネ計算担当者の役割分担
・手戻りを減らすためのチェックポイント

第5部 実務Q&A

省エネ計算や省エネ適判に関して、設計現場で発生しやすい疑問や相談事例をもとに、一級建築士が実務上の対応方法を解説します。

このセミナーで獲得できる内容

本セミナーでは、省エネ計算の細かな計算方法を学ぶというよりも、設計士として「何を意識して設計すれば省エネ申請がスムーズになるのか」を理解することを目的としています。
省エネ計算に影響する設計項目が分かることで、設計後半になってから断熱仕様や設備仕様を変更するといった手戻りを減らすことができます。

また、省エネ計算担当者にいつ相談すればよいのか、どの図面や情報を渡せばよいのかが分かるため、設計・省エネ計算・確認申請を並行して進めやすくなります。
省エネ計算を外部へ依頼している設計事務所の方にも、計算担当者とのやり取りをスムーズにするための実務知識として活用いただける内容です。

このような方におすすめです

・省エネ基準適合義務化後の設計実務を整理したい建築士
・省エネ計算を外注している設計事務所
・確認申請で省エネ関連の指摘や手戻りを経験したことがある方
・省エネ計算をどのタイミングで依頼すればよいか迷っている方
・設備仕様や断熱仕様を決めるタイミングを整理したい方
・確認申請までのスケジュールを短縮したい設計担当者

講師紹介

高橋正則 一級建築士/省エネ適合判定員

住宅・非住宅建築物の設計、省エネ計算、省エネ適合性判定、BELSなどの申請業務に携わる。
設計図書と省エネ計算書の整合確認、審査機関からの質疑対応、設計変更に伴う再計算などの実務経験をもとに、設計者が知っておきたい省エネ設計のポイントを分かりやすく解説します。

主催

株式会社インデックスジャパン

インデックスジャパンでは、住宅・非住宅建築物の省エネ計算をはじめ、省エネ適合性判定、BELS、ZEH・ZEB、住宅性能評価、東京ゼロエミ住宅など、省エネ・環境性能に関する各種計算・申請業務をサポートしています。

設計者の皆さまが省エネ基準への対応をよりスムーズに進められるよう、制度改正だけでなく、実際の設計・申請業務で役立つ情報をセミナーやコラムを通じて継続的に発信しています。

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